【ミヌエット】ニャンコの恩返し*実話
あるところにジルという名のニャンコがおってな。
手足の短い猫種で大層、可愛がられておったそうな。
※まんが日本昔ばなし風に、しばしお付き合いを。
ある日のこと、ジルが「ここ、あけれ~」 と爪を立ててな。
いつものコトかと、飼い主が引出しを開けたそうな。
するとジルがな、スルスルスルリ~と奥へ入って行きよった。
不思議そうに飼い主が奥を覗くと奇妙な音が聞こえたのじゃ。
「シャリシャリシャリ~シャリシャリシャリ~」
ここほれニャンニャン!とジルが掘りよった!
飼い主が手を伸ばすと何やら柔らかいモノが・・・
「なんじゃ、こりゃー!」水切り袋じゃった!!
きったない水切り袋に飼い主はおったまげた!!!
「わしゃ、知らんがな。」とジルが奥から出てきよった。
その後、引出しの奥がきれいになったとさ~めでたし、めでたし。
・・・これは実話である。
そして、今回の写真は3回目の発掘である。
【1度目】汚れた水切り袋(数枚)を発見(避妊手術まえ)
【2度目】汚れたビニール袋とスプーンを発見(1月9日)
【3度目】汚れた水切り袋(1枚)を発見(1月10日)
こんなの~たまたま入って見つけたんじゃね。と言われればそれまでだが
キレイ好きなジルらしい私への恩返しだと思う、お気楽な飼い主である。